LTspiceの基本操作

LTspice-回路図を作成するためのコマンド一覧

当記事では、LTspiceⅩⅤⅡの「回路図を作成するためのコマンド」を一覧形式でご紹介します。

なお、LTspiceⅩⅤⅡでの回路図作成方法を学びたい方は、まずは以下の記事を参考にして自分で回路図を作成しながら覚えてみることをおすすめします。

初期画面のコマンド一覧

メニューバー

File

「File」メニュー 説明
New Schematic 回路図の新規作成
New Symbol シンボルの新規作成
Open… 既存ファイルを開く
New Library
-Capacitor
コンデンサのデバイスモデルのライブラリを新規作成
New Library
-Inductor
コイルのデバイスモデルのライブラリを新規作成
New Library
-Resistor
抵抗のデバイスモデルのライブラリを新規作成
Print Setup プリンタ設定
Print Monochrome 白黒印刷の設定
最近使ったファイル
例 C:¥Users¥…¥plot.defs
「最近使ったファイル」を開く
Exit LTspiceを終了


View

「View」メニュー 説明
Toolbar チェックすると、ツールバーを表示
Status Bar チェックすると、ステータスバーを表示
Windows Tabs チェックすると、ウィンドウのタブを表示

Tools

「Tools」メニュー 説明
Control Panel コントロールパネルを開く
(LTspiceの各種設定が可能)
Color Preference Color Palette Editorを開く
(LTspiceの各機能の色変更が可能)
Sync Release LTspiceのプログラム・ライブラリのアップデートを実施

Help

「Help」メニュー 説明
Help Topics ヘルプファイルを開く
About LTspice ⅩⅤⅡ LTspiceのバージョン情報を表示
ShowChange Log LTspiceのプログラム更新履歴を表示

ツールバー

アイコン ツールバーメニュー 説明
New Schematic 回路図の新規作成
Open 既存ファイルを開く
Control Panel コントロールパネルを開く
(LTspiceの各種設定が可能)
Search 回路図の文字を検索
(該当箇所の色が変化)

回路図エディタのコマンド一覧

メニューバー

File

「File」メニュー 説明
New Schematic 回路図の新規作成
New Symbol シンボルの新規作成
Open… 既存ファイルを開く
Save 上書き保存
Save As 名前を付けて保存
Close 開いている回路図エディタを閉じる
Print… 印刷設定
Print Preview 印刷プレビュー
Print Setup… プリンタ設定
Print Monochrome 白黒印刷の設定
最近使ったファイル
例 C:¥Users¥…¥plot.defs
「最近使ったファイル」を開く
Exit LTspiceを終了

Edit

「Edit」メニュー 説明
Undo 操作の取り消し
Redo 操作のやり直し
Text テキスト配置
(日本語入力可能)
SPICE Directive’S’ 解析設定を記入
SPICE Analysis シミュレーションコマンドを入力
Resistor 抵抗を配置
Capacitor コンデンサを配置
Inductor コイルを配置
Diode ダイオードを配置
Component 各種部品を配置
(「Select Component Symbol」から選択)
Rotate 部品を回転する
Mirror 部品を反転する
Draw Wire 配線する
Label Net ノードに名前をつける
Place GND GNDを配置
Place BUS tap バス配線をする
Delete 部品や配線などを削除
Duplicate 部品や配線などをコピー
Move 部品や配線などを移動
Drag 部品を配線と一緒に移動
Paste コピーしたものを配置
Draw
-Line
線を描く
Draw
-Rectangle
四角形を描く
Draw
-Circle
円を描く
Draw
-Arc
円弧を描く
Draw
-Line Style
線の種類を選択

バス配線

LTspiceでは大量の配線をバス配線としてまとめることが可能です。

1

ツールバーの「Label Net」をクリックします。

2

ラベル名[0:N-1]の形式で作成したいバス配線の本数を設定します。バス配線は「0」から1本目をカウントしていくので、例として、ラベル名:BUSで10本のバス配線を作りたい場合は、BUS[0:9]となります。

3

バス配線の構成を確認する画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

4

作成したバス配線のラベルは、バス配線化したい配線に配置します。

5

「Edit」-「Place BUS tap」を選択します。

6

バス配線を分岐するBUS tapを適当な位置に配置します。BUS tapは回転・反転することも可能です。

7

BUS tapから配線を引きます。

8

BUS tapから線を引き出しただけだと、どの線なのか識別できないので、「ラベル名[番号]」を配置します。例えば、1本目のバス配線はBUS[0]となります。

Hierarchy

「Hierarchy」メニュー 説明
Open this Sheet’s Symbol 現在開いている回路図を階層化(ブロック化)する
Create a New Symbol 新規の回路図シンボルエディタを開く
Create a New Sheet 新規の回路図エディタを開く

View

「View」メニュー 説明
Zoom Area 表示を拡大
Zoom Back 表示を縮小
Zoom to Fit 回路図全体を表示
Pan 表示の基準点を設定
Show Grid チェックすると、グリッド表示
Mark Unconn. Pins チェックすると、空きピン表示
Mark Anchors チェックすると、部品などの基準点が表示
Bill of Materials
-Show on Schematic
回路図の部品表を表示する
Bill of Materials
-Paste to clipboard
回路図の部品表をクリップボードにコピーする
Efficiency Report
-Show on Schematic
効率レポートを表示する
Efficiency Report
-Paste to clipboard
効率レポートをクリップボードにコピーする
SPICE Netlist 回路図のネットリストを表示
SPICE Error Log シミュレーション結果のログファイルを表示
Visible Traces 波形グラフを表示
Autorange Y-axis 波形グラフのY軸の目盛りを自動設定
Marching Waves
-(Re-)Start
波形を進んでいるように表示する
Marching Waves
-Pause
波形を進んでいるように表示するのを休止する
Set Probe Reference プローブの基準点を変更
Toolbar チェックすると、ツールバーを表示
Status Bar チェックすると、ステータスバーを表示
Window Tabs チェックすると、ウィンドウのタブを表示

Simulate

「Simulate」メニュー 説明
Run シミュレーションを開始
Pause シミュレーションを一時停止
Halt シミュレーションを中止
Clear Waveforms 波形を消す
Efficiency Calculation
-Mark Start
Efficiency Calculation
-Mark End
Control Panel コントロールパネルを開く
(LTspiceの各種設定が可能)
Edit Simulation Cmd シミュレーションの設定を開く

Tools

「Tools」メニュー 説明
Copy bitmap to Clipboard 画面をBMP形式でクリップボード上にコピー
Write image to .emf file 回路図をemf形式で保存
Control Panel コントロールパネルを開く
(LTspiceの各種設定が可能)
Color Preferences Color Palette Editorを開く
(LTspiceの各機能の色変更が可能)
Sync Release LTspiceのプログラム・ライブラリのアップデートを実施
Export Netlist プリント基板作成用のネットリストを保存

Window

「Window」メニュー 説明
Tile Horizontally 画面を左右に配置
Tile Vertically 画面を上下に配置
Cascade 画面を重ねて配置
Close Everything 画面を全て閉じる
Arrange Icons 画面を最小化したアイコンを左下に配列
現在開いている回路図ファイル
例 1 Draft1.asc
「回路図ファイル」を切り替える

Help

「Help」メニュー 説明
Help Topics ヘルプファイルを開く
About LTspice ⅩⅤⅡ LTspiceのバージョン情報を表示
Show Change Log LTspiceのプログラム更新履歴を表示

ツールバー

アイコン ツールバーメニュー 説明
New Schematic 回路図の新規作成
Open 既存ファイルを開く
Save 上書き保存
Control Panel コントロールパネルを開く
(LTspiceの各種設定が可能)
Run シミュレーションを開始
Halt シミュレーションを中止
Zoom to rectangle 表示を拡大
Pan 表示の基準点を設定
Zoom Back 表示を縮小
Zoom full extents 回路図全体を表示
Pick Visible Traces 波形グラフに任意の波形を表示
Autorange 波形グラフのY軸の目盛りを自動設定
Tile Windows 画面を左右に配置
Cascade Windows 画面を重ねて配置
Close All 画面を全て閉じる
Cut 部品や配線などを削除
Copy 部品や配線などをコピー
Paste
Search 回路図の文字を検索
(該当箇所の色が変化)
Print Setup プリンタ設定
Print 印刷設定
Wire 配線する
Ground GNDを配置
Label Net ノードに名前をつける
Resistor 抵抗を配置
Capacitor コンデンサを配置
Inductor コイルを配置
Diode ダイオードを配置
Component 各種部品を配置
(「Select Component Symbol」から選択)
Move 部品や配線などを移動
Drag 部品を配線と一緒に移動
Undo 操作の取り消し
Redo 操作のやり直し
Rotate 部品を回転する
Mirror 部品を反転する
Text テキスト配置
(日本語入力可能)
SPICE Directive 解析設定を記入

その他

マルチモニター表示

LTspiceⅩⅤⅡでは回路図や波形ビューワなどの画面を分離して表示させることが可能です。マルチモニターとして別々のモニターにそれぞれ表示させることもできます。

画面上でマウスの右クリックをして、「Float Window」にチェックを入れます。

「Float Window」にチェックした画面の上部をマウスの左ボタンを押したまま移動させると、上記の写真のように分離して画面を表示することができます。

ファイルアイコンのサムネイル表示

LTspiceのファイルアイコンをサムネイル表示させることにより、ファイル内の回路図やシンボルを確認することができます。

LTspiceのファイルが保存されているフォルダを開き、「表示」からアイコンの種類を「中アイコン以上」のサイズに設定します。

上記のアイコン(特大アイコンに設定)のように、サムネイル表示されるので、目的のファイルが探しやすくなります。

テキストのコピーはできません。