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アメリカ合衆国以外も流通!?アメリカドルを使える国・地域のまとめ

当記事では、実際にアメリカドルが使える国や地域をまとめてみました。

アメリカドルは基軸通貨として、国際間の貿易・資本取引に広く使用されています。さらに、一部の国や地域では経済的な理由などから自国通貨ではなく代替通貨としてアメリカドルが使われているのです。

例えば、観光地として有名なアンコールワット遺跡のあるカンボジアではアメリカドル(USドルまたは米ドル)が広く流通しており、一般のお店でもアメリカドルで支払うことができます。

当サイト管理人も観光でカンボジアに行く前からこうした情報は知っていたのですが、実際に現地についてみると、看板やメニューの料金はアメリカドル表記で、アメリカ合衆国でない他国であるカンボジアで自国通貨ではないアメリカドルを一般の人が普通に使っている現状に衝撃を受けた記憶があります。
(細かいお釣りは、カンボジアの通貨であるリエルで返されました。)

アメリカドルとは?

アメリカドル(USドルまたは米ドル)は世界を見渡しても知らない人はほとんどいない通貨ではないでしょうか。

2016年のSWIFT(国際銀行間通信協会)より発表された通貨別代金決済シェアでは圧倒的に42.1%とアメリカドルが一番シェアが高く、世界で最も多く利用されている通貨であることがわかります。

実際にアメリカ合衆国以外の他の国や地域で公式の通貨として採用されている他、アメリカドルの信頼性の高さから国際決済通貨や基軸通貨として使われているのです。

アメリカドルがそれだけ多く流通している通貨ということは、両替手数料が流通量の少ない通貨よりも有利になるため、日本国内でアメリカドルに両替しても現地の両替所と比較してもそれほど差はありません。

逆にフィリピンペソやベトナムドンなどの流通量の少ない通貨だと、日本国内で両替しようとするとかなり高額の両替手数料が発生してしまいます。

アメリカドル紙幣/アメリカセント硬貨

まずは現在発行中のアメリカドル紙幣(USドル紙幣または米ドル紙幣)をを紹介していきます。通常、日本円からアメリカドルに両替する時に以下のような紙幣を入手することができます。

円換算額については、Travelex(トラベレックス)の2018/2/5のオンラインレートを参照しました。

発行中のアメリカドル紙幣

紙幣 円換算額
1$ 112.72円
2$ 225.44円
5$ 563.6円
10$ 1127.2円
20$ 2254.4円
50$ 5636円
100$ 11272円


現状では一番高額のアメリカドル紙幣は100ドルになりますので、円換算すると1万1000円ぐらいになりますね。

ただ、最近では高額紙幣は廃止傾向にあります。一見、高額紙幣は便利にも思えますが、その分マネーロンダリング(資金洗浄)やテロリストへの資金供与に高額紙幣が使われてしまうのです。

発行の終了したアメリカドル高額紙幣

紙幣 円換算額
500$ 56360円
1000$ 112720円
5000$ 563600円
10000$ 1127200円


円換算すると約110万円もする10000ドル紙幣もあったなんて、驚きです。さすがに1枚で100万円以上する紙幣を持ち運ぶのは危ないですよね。

今は高額な買い物はクレジットカードで行われているのが現状ではないでしょうか。

最後に現在発行中のアメリカセント硬貨を紹介します。硬貨の外貨両替は通常行われていないので、アメリカドル紙幣で支払った時にお釣りとして入手することが多いでしょう。

ほぼ1円≒1セントの価値なので金銭感覚としては覚えやすいですね。

発行中のアメリカセント硬貨

硬貨 円換算額
1¢ 1.1272円
5¢ 5.636円
10¢ 11.272円
25¢ 28.18円
50¢ 56.36円
100¢ 112.72円


※:1$(ドル)=100¢(セント)、1セント≒1円

アメリカドルを使える国・地域

アメリが合衆国本国以外にも実際にアメリカドルを使えるところは数多くあります。早速、アメリカドルが使える国や地域などを紹介していきますね。

アメリカ合衆国(本国)

アメリカ合衆国(本国)
  • アメリカ合衆国(ハワイ、アラスカも含む):北アメリカ

まずは当たり前ですが、アメリカ合衆国本国でアメリカドルを使うことができます。

ハワイやアラスカについても州扱でアメリカ合衆国本国に含まれますので、問題なくアメリカドルを使うことができますね。

アメリカ合衆国の州やD.C.以外の地域(海外領土)

アメリカ合衆国の州やD.C.以外の地域(海外領土)
  • プエルトリコ:カリブ海
  • アメリカ領ヴァージン諸島:カリブ海
  • グアム:太平洋
  • 北マリアナ諸島(サイパンなど):太平洋
  • アメリカ領サモア:太平洋

アメリカ合衆国にとって、州やD.C.と扱っていない海外領土もアメリカドルを使うことができます。
(「D.C.」とは、コロンビア特別区のことで「District of Columbia」の略語で、首都ワシントンD.C.のみが特別区になります。)

日本で有名なのはアメリカのメジャーリーガーや日本のプロ野球選手の出身地としてのプエルトリコや観光地として人気のあるグアム、サイパン(北マリアナ諸島の一部)でしょうか。

アメリカ合衆国との自由連合盟約国

アメリカ合衆国との自由連合盟約国
  • パラオ:太平洋
  • マーシャル諸島:太平洋
  • ミクロネシア連邦:太平洋

アメリカ合衆国と自由連合を結び、外交や防衛などの権限をアメリカ合衆国に委ねている国があります。

パラオはかつて日本が委任統治をしていましたし、2015年の天皇陛下訪問やダイビングスポットとしても知られていますね。

その他の地域

その他の地域
  • エルサルバドル:中央アメリカ
  • パナマ:中央アメリカ
  • エクアドル(ガラパゴス諸島含む):南アメリカ
  • イギリス領ヴァージン諸島:カリブ海
  • イギリス領タークス・カイコス諸島:カリブ海
  • イギリス領バミューダ諸島:大西洋
  • イギリス領インド洋地域:インド洋
  • オランダ領BES諸島:カリブ海
  • カンボジア:東南アジア
  • 東ティモール:東南アジア
  • ジンバブエ:アフリカ

アメリカ合衆国の領土や自由連合盟約国には含まれませんが、経済的な理由などからアメリカドルを使用している国・地域があります。

アメリカ合衆国の影響力が強く建国当初からアメリカドルを使用しているパナマ、インフレ対策のために、世界で最も多く流通しているアメリカドルを導入したエルサルバドル、エクアドル、ジンバブエなどが挙げられます。

また、当記事冒頭でも紹介したカンボジアも自国通貨であるリエルの信用度が低いため、アメリカドルが使われています。

観光地

アメリカドルは世界で最も流通量が多く、基軸通貨なので、有名な観光地ではアメリカドルで支払うことができます。

当サイト管理人の経験でも、フィリピンのセブ島、インドネシアのバリ島などもアメリカドルで支払うことができました。アメリカドルは世界の観光地で割とどこでも通用するので、いざという時に便利です。

日本でも訪日外国人向けに都内のヨドバシカメラなどがアメリカドルでの支払いを受け付けていたりしますね。

米軍基地施設

アメリカ本土のみではなく海外に拠点を持つ米軍基地施設ではアメリカドルが使われています。

そのため、在日米軍基地の施設でも当然のようにアメリカドルが使われているわけです。

一般の人にはあまり在日米軍基地に入る機会はなさそうですが、フレンドシップデーなどと呼ばれる米軍基地の一般開放イベントでは堂々と入ることができます。

イベントではホットドックやステーキなどの食べ物も売られており、日本人でもアメリカドルで支払うことができますよ。

まとめ

最後に一覧表としてまとめてみました。

アメリカドルが使える国・地域

国・地域 種別 地域区分
アメリカ合衆国
(ハワイ、アラスカも含む)
本国 北アメリカ
プエルトリコ 海外領土 カリブ海
アメリカ領ヴァージン諸島 海外領土 カリブ海
グアム 海外領土 太平洋
北マリアナ諸島
(サイパンなど)
海外領土 太平洋
アメリカ領サモア 海外領土 太平洋
パラオ 自由連合盟約国 太平洋
マーシャル諸島 自由連合盟約国 太平洋
ミクロネシア連邦 自由連合盟約国 太平洋
エルサルバドル その他の地域 中央アメリカ
パナマ その他の地域 中央アメリカ
エクアドル
(ガラパゴス諸島含む)
その他の地域 南アメリカ
イギリス領ヴァージン諸島 その他の地域 カリブ海
イギリス領タークス・カイコス諸島 その他の地域 カリブ海
イギリス領バミューダ諸島 その他の地域 大西洋
イギリス領インド洋地域 その他の地域 インド洋
オランダ領BES諸島 その他の地域 カリブ海
カンボジア その他の地域 東南アジア
東ティモール その他の地域 東南アジア
ジンバブエ その他の地域 アフリカ


アメリカドル(USドルまたは米ドル)はアメリカ合衆国以外の国・地域でも使えるところが多いというのがわかりましたね。

カンボジアのように意外なところでアメリカドルが使えたりしますので、ぜひ旅行の行かれる前にでもご活用いただけたら幸いです。

ユーロを使える国/使えない国についてもまとめてみたので、よろしければ以下の記事をご覧ください。

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